雑誌掲載


  調剤と情報
2008/Vol.14/8月号

服薬指導に生かす行動分析学@
「行動分析学を知ろう」 秋山 貴子


「行動分析学」の考え方を使って、患者行動における問題点を解決する糸口を探っていく連載の第一回め。
筆者自身も行動分析学を知って間もないころ、この連載を始めました。「行動分析学とは何か」「服薬指導にどう生かすことができるのか」ということを整理しながら執筆をすすめているため、初心者の方にも分かりやすく説明しているつもりです。
初めて行動分析学に触れる人にとっては聞き慣れない用語がいくつか出てきますが、用語の説明をしながら解説をすすめています。
まずは一歩前に踏み出して、行動分析学の扉を開いてみませんか?

第1回は、行動随伴性の4つの基本形について説明してあります。

・行動分析学って何?
・強化の原理
・弱化の原理
・好子と嫌子
・4つの行動随伴性 
   
  調剤と情報
2008/Vol.14/9月号

服薬指導に生かす行動分析学A
「環境を変えると行動は変わる」 秋山 貴子


第2回は、行動随伴性を分析するための手法である「ABC分析」についてとりあげています。

・ABC分析とは
・服薬に問題のある患者をABC分析する
・環境の変化により行動を強化する
 
   
  調剤と情報
2008/Vol.14/10月号

服薬指導に生かす行動分析学B
「患者の行動選択と薬剤師の支援」 秋山 貴子
 

第3回は、「患者が薬の使用を続ける理由」は何なのか、患者行動に対して薬剤師による情報提供がどのような影響を及ぼすのかを考えていきます。

・ABC分析の復習
・薬の使用を始める理由、続ける理由とは
・患者行動を弱化させる結果を分析し、問題を解決する
   
  調剤と情報
2008/Vol.14/11月号

服薬指導に生かす行動分析学C
「医薬品の適正使用」と患者行動 秋山 貴子
 


第4回は、「医薬品の適正使用」のサイクルを円滑に回すための望ましい患者行動とは何かを考えていきます。

・医薬品の適正使用とは
・サイクルにおける薬剤師の対応
・サイクルにおける患者行動
・行動分析学の応用例
   
  調剤と情報
2008/Vol.14/12月号

服薬指導に生かす行動分析学D
「患者行動と薬剤師の支援」 秋山 貴子

第5回は、「医薬品の適正使用」のサイクルにおける患者行動に対し、薬剤師が配慮すべき点は何かを解説します。

・患者行動と薬剤師の対応の例
・自己効力感とは
・薬の使用を継続する上での障害とは
 
   
  調剤と情報
2009/Vol.15/1月号

服薬指導に生かす行動分析学E
「患者のパフォーマンス・マネジメント −問題解決の実践−」 秋山 貴子
 


第6回は、連載の最終回となります。ある患者を例に挙げ、これまでの連載の内容のポイントをまとめていきます。

・パフォーマンス・マネジメントとは
・症例で考える行動分析学
・患者を支援するために
   
  調剤と情報
2010/Vol.16/6月号

ジェネリック調剤 私の工夫
Part5「ジェネリックは不安」の本当のところ
「小児患者の切り替えは飲ませやすさがカギ」 あすか薬局 


・保護者は自分の薬よりも切り替えに慎重
・保護者の不安にはデータの説明で納得
・飲ませやすさを最重視
・子どもの薬は味見を欠かさない
   
  月刊薬事
2009/11月号/Vol.51/No12

創刊50周年記念特集 医薬品安全温故知新

「臨床現場の取り組み・現場への支援」
−薬局における医薬品安全を支える情報技術− 原 明宏
 

・「物の安全」と「使用の安全」とは
・「物の安全」と情報技術
・「使用の安全」と情報技術
・調剤の医薬品安全